旧式の段差のある和式トイレの床をリフォームする
⇒ タイルを剥がし床組を取り土を除く

よく見かけた和式の兼用タイプの便器です。小便を楽にこなすために段差が設けられています。

こういうトイレでよく見られるのは、大概が真壁(柱や梁などを見せて納める壁のこと)です。段差があり、タイルが貼られています。タイルを剥がすと、モルタルが現れます。和便器の横にはブロックで抑え込まれたものもあります。

モルタルの下には段差を形作る木製の床組が現れます。和便器を取り外し、周辺の板を外すと土が現れます。

段差を取り、段差部分の土を取り除き、床の部分のタイルや床組を全て撤去します。

そして再度床組を行います。この上にコンパネを張ります。後はお好みの床材を張れば、床は完成です。
床や壁をいじる時に、埋め込みコンセントを並行して設置されることをおススメします。
上記のように、段差がある和便器のトイレの床をリフォームする場合は、段差部分(タイル・モルタル・床組・土)を全て取り除いてから、さらに一段下の床を取り壊し、スペース全域に床組をしてコンパネを張る、という工程が増えることになります。
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