塗装で家を守る(コーティングする)
⇒定期的なメンテナンスで長く付き合う
塗装とは、塗膜を作ることで風化や錆びなどの腐食や破損から保護し、色彩や光沢に依り美観を保ち、防音、防塵、結露防止、防虫にも効果を発揮するものです。
身近なもので再塗装に依り建具の表面の輝きを取り戻した事例をご紹介します。再塗装は内装・外装各々の状況に依りますが、定期的に三年に一度とか、毎年とかメンテナンスをすることで、本来の塗装面を維持することができます。
テーブルにクリア塗装を施すとこうなる

店舗で使うテーブルはタバコの焦げ跡や鍋物によるシミや表面劣化が見られました。まずサンドペーパーで表面の汚れを軽く擦ってあげます。次に焦げ跡部分には、天板の色と同色を着色してから、クリア塗装します。丸一日乾かせば、この通りにピカピカです。
玄関に続く手摺も塗ります

写真のものは、玄関に続く階段に沿って用意された手摺の握りの部分です。安全を確保するのが目的ですので、木が腐らないようにメンテナンスが必要です。
玄関引き違い戸も塗りました

お客様を迎える玄関です。テーブルと同様に表面を軽くサンドペーパーで表面の汚れを軽く擦ってあげます。疵の入った部分には少し濃いめの同色系を浸み込ませてからキシラデコール(高機能木材保護塗料)を全面に塗装します。
全て塗って65,800円(税込)でした
- 手摺6m
- フェンス13m×1m
- 玄関扉の表裏
- 窓枠2m×2m
- テーブル3台
- シューズボックス
外装は天候に依って左右されます。塗装日の当日が晴れでも、前日が雨であれば塗装面がたっぷり水分を含んでいることになりますから、塗装施工には不向きです。
また、事前に施主様ができることを挙げておきます。塗装面の付近の障害物になる物を移動したり、シールなどの付着物を除去することで塗装作業効率が上がります。また、フェンスなどは隣の家との境界にありますので、お隣に敷地内に入っても良い許可を取る必要も出てきます。塗装施工について事前にご相談ください。
道具

塗装する前には養生の準備を行います。マスカー、養生テープ、サンドペーパー、スクレーパー(ヘラ)、ウェスなどが使われます。