トイレの壁に電源コンセントを埋め込む
床や壁をいじる時は埋め込みコンセントを設置する
トイレに電源コンセントを新設する場合の例をご紹介します。壁の構造次第で、後から、壁の中に電源ケーブルを這わすことができるものとそうでないものがあるようです。

まず、分電盤からトイレの室内まで電源ケーブルとアース線を引っ張ってこなければなりません。この距離に比例して、工事費用が加算されます。

この例では木造の真壁の場合をご紹介します。真壁の場合、壁の中に電源ケーブルを這わすことはできませんので、壁に穴(図の○部分)を開けることになります。分電盤から穴まで配線モールを設けます。

穴を開けた部分のトイレの壁のタイルを剥がし、電源ケーブルを通過させます。コンセントを配置したいところは別なので、床の空間を活用して、配置したいところまで電源ケーブルを通します。そしてコンセントを配置したい部分の周辺のタイルを剥がします。

予め穴を開けた化粧板を壁に取り付け埋め込みコンセントを設置します。床を納めます。
この例は、床と壁をリフォームする際に行いましたが、リフォームを伴わない場合は、電源ケーブルが露出することになります。上から二番目の図のような配線モールを設けて配置します。
床や壁をいじる時に、埋め込みコンセントを並行して設置されることをおススメします。
上記のように、真壁の構造の場合は、壁の中に配線を這わすことができませんが、大壁の構造の場合は壁の下地はプラスターボードがほとんどですので、配線を這わすことが可能です。(真壁と大壁についてはこちらをご参考ください。)
壁をいじれない場合は屋外電源から持ってくる

屋外電源から延長コードを繋げて、アース棒を地中に埋め込んで、トイレ内にコンセントを設置できます。